ムービー時の字幕フォント

Life is Strange のフォントは大きく2種類、通常時のフォント,ムービー中の字幕フォントがあります。
今回取り扱うのはムービー中のフォントで主に作成方法になります。

フォント作成には UE3 が必要で、UDK-2012-02 からは Life is Strange 起動時に読み込みエラーとなりますのでこれより古いバージョンが必要になります。この記事では UDK-2012-01 を使います。

起動してコンテンツブラウザで右クリック、新規フォント

パッケージ: JpFonts
名前: DialogFont ←これだと日本語表示されなくなりました。必ず違う名前にしてください。JpFonts では DialogFntJP にしています。
フォントを選択を押してフォントとサイズを選ぶ。今回は源柔ゴシックP、サイズ24
UnicodeRange:0x0020-0x00FF,0x0370-0x04FF,0x2000-0x206F,0x2100-0x214F,0x2190-0x23FF,0x2500-0x257F,0x25A0-0x26FF,0x3000-0x30FF,0x4E00-0x9FCF,0xFF00-0xFFEF
Texture Page width:1024
Texture Page Max Height:1024
XPadding: 2
YPadding: 2

Unicode Range はこんなに細かく指定しなくてもいいと思うんですが、最初作成したときに調べた日本語の範囲がこれだったので JpFonts.upk ではこの範囲指定になっています。もっと大きなレンジでいいかも。

注意してほしいのは Create Printable Only というオプションがあるのですが、これはチェックしないでください。デフォルトでは外れてますのでそのままに。ここをチェックすると温度の ℃ が出力されません。
この状態でセーブすると JpFonts.upk が生成されています。

デフォルトは YPadding:1 なんですがこれだとクリッピングミスが起きるので画面上にゴミが表示されます。したがって YPadding:2 以上にしてください。XPadding は念のため 2 にしています。

この JpFonts.upk を Life is Strange に読み込ませるわけですが
ここからの情報はこちらのサイトの情報を元にしています。情報有難うございます。

LifeIsStrangeEngine.ini の [Engine.StartupPackages] が upk の読み込み設定なのでここに Package=JpFonts を追加。 ←この設定は必要ありません。
[Engine.Engine] セクションの SubtitleFontName=JpFonts.DialogFntJP とすることで設定は完了する。

注意すべきは名前で設定した DialogFont で、Life is Strange の字幕データ *_INT.txt の中身
42 2304 DialogFont In the previous episode of "Life Is Strange"...

こんな感じですが DialogFont とこのファイルにフォント名の指定があります。
この指定はかなりの数あるのでこの DialogFont に名前を合わせる方が早いです。

DialogFont では駄目です。
従って翻訳データも
42 2304 DialogFntJP In the previous episode of "Life Is Strange"...
のように変更する必要があります。